コラム

劣悪化するパーソナルカラー情報と認知度の関係は?

この頃パーソナルカラーは注目されており、メディアにもたびたび取り上げられています。
ありがたい事態なのですがその内容はなかなか怪し気な場合が多いです。

人が自分に似合う色を知りたいという気持ちは本音で根強く、言い換えればアメリカから渡来して30年余り経つものの、パーソナルカラーはその興味だけでつないで来た業界です。

しかも伝え方は世の常で、目立つ、受ける、アピール力が強い、方法に傾きます。特にTVで取り上げられる場合はビジュアル的な面白さから入るのである意味やりたい放題です。背景の色紙の前に立たせて「似合う色」がわかるとか、コンサルタント(?)の無理矢理な誘導で納得させたり、ほとんどTV通販の乗りです。だから妙に説得力があり、少なくともその場ではその気にさせます。はじめて見た人にはそれがパーソナルカラーの認識になるかもしれません。

肌に黄みのある人(オークル系)には黄色いベースが似合い、青みのある人(ピンク系)には青いベースが似合うという壁紙の選択みたいな方法で【似合う色】を定義すると、黄色い人にさらに黄みを乗せ、なるほど似ているから馴染みはいいでしょうが、馴染みすぎてゴーギャン風になる場合も、逆に青い人は色白効果で益々青く白く幽霊風に見える場合も…はっきりいって「あり」です。
それがあなたのパーソナルカラー(似合う色)だと言われてもどこかマユツバで、なんか変で、一生変わらないと言われたけど根拠が曖昧(というか無いです)だし…
やっぱり自分に似合う色は自分で決めようという決意に向かわせるかもしれません。

でなければ、ほんとに似合う色を求めてパーソナルカラージプシーのようにあちらこちらのパーソナルカラー診断を受け、益々分からなくなるという現象も起きています。

しかし反面、「似合う色」という意識が触発され、パーソナルカラーの認知度はあがるのもたしかです。嘆いて批判してばかりでもいけません。逆に安直です。
多くの人に知っていただく事はパーソナルカラー業界の第一義です。コマーシャルはとても大切だからです。そのプロセスを通じて淘汰されれば結果OKなのですが、パーソナルカラーの歴史は「注目されてはバッシングを受け」の繰り返しの30年でもあったので、やはりこのへんでひと頑張りして【人】を対象にした色彩効果として検証し、提案する時期ではないかと思います。

                                         トミヤマ マチコ記
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