コラム

冬はワインカラーで

冬のテーブルコーディネートをする時、考えたいのは暖かさを感じるテーブルデザインがおすすめです。
テーマカラーはワインカラーからレッドカラーの暖色系を主に使います。
テーブルデザインは今その時を表現する事もありですが、少し季節の先取りもありますし、また名残の表現もありで、自由自在にその時の気持ちをデザインします。
見頃の紅葉も12月にはいりだんだんと盛りを過ぎてきましたので、真冬に入る前に最後の紅葉をオレンジカラーやイエローカラーを使い名残の紅葉のテーブルデザインもよいものです。

テーマカラーはワインカラーですので「Beaujolais Nouveau ボジョレー・ヌーボー」の事を少し。
その年の秋に、ワインの名産地であるフランス南東部・ブルゴーニュ地方のボジョレー地区で収穫された新しい葡萄を短期間で仕上げたワインをボジョレー・ヌーボーといいます。
1800年代より地元の方のディリーワインとして楽しまれていたものでした。
フランス政府によって公式に発売することが認められたのを期にパリのレストランを中心に大ブームとなります。そして1970年代に入ると陸路・空路の輸送技術の発達に伴い、そのフレッシュな味わいが日本を含め世界中に知られることとなり。日本では97〜98年のワインブームの頃より注目されて今にいたっています。

今現在、11月の第3木曜日がボジョレー・ヌーボーの解禁日で全世界に輸出されます。
日本は時差の関係で世界でも解禁の時間が早く訪れます。
ガメイと呼ばれる葡萄の品種で花崗岩質の土壌で栽培されています。
フルーティさが特徴で、タンニンが少なく渋みや苦味も少ないまろやかな味で、くせのないその味はワインに慣れていない人でも飲みやすいです。

赤ワインの飲み頃の温度は18℃前後でほぼ室温ですが、ボジョレー・ヌーボーは少し低く12~13℃で飲むのがおすすめです。フレッシュさが特徴なので冷蔵庫で1時間位冷やすのがよいです。
普通のワインの場合、冷やしすぎるとタンニンによる渋みが強調されますが、ボジョレー・ヌーボーは渋みが出ない造り方のため冷やしても心配がないそうです。氷を浮かべて飲む事人もいます。

ボジョレーは軽口の赤ワインなのでだいたいどんなチーズでも合いますが、あえて選ぶならフランスの白黴チーズのブリー、カマンベールなどです。クリーミーで味、舌触りもソフトでおすすめです。
ボジョレー・ヌーボーと同じブルゴーニュ産のピエ・ダイングロワはウォッシュタイプですが、においもくせもなく穏やかで食べやすくクリーミーでこれもおすすめです。

「Nouveau ヌーボー」はフランス語で「新しい(酒)」を意味します。ボジョレー・ヌーボーは、その年に採れた葡萄で作られる出来立てのフレッシュさが魅力のワインです。熟成をさせずにフレッシュな味を楽しむのが一般的なので、年内もしくは遅くても翌年の春までに飲んだ方がよいです。せっかくなら購入後はなるべく早いうちに飲んだ方がよいようです。

テーブルコーディネート
ワインカラーのテーブルクロスをメインカラーとして、他はあまり色を広げず、レッドワインの色やワインカラーにつながる料理(お肉の赤ワイン煮込やマディラソースで)の色で様々なワインカラーを。寒さを感じる季節にはお皿にのるティーグラスで暖かいボタージュを一口いただき、少し気持ちをあたためて食事をスタートします。オードブルのお皿の花は寒い時期に咲くクリスマスローズです。
名残の紅葉のテーブルコーディネートは紅葉の色を生かすためにブラウン系のシックなテーブルクロスで。
  • ChristmasRose Table Coordinate by S.Kitahashi

  • Colored Leaves Table Coordinate by S.Kitahashi

  • Wine Color Table Coordinate by S.Kitahashi

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